コラム
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- 2011年05月21日 [ ブログ ]
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大学での講義風景
今日は土曜日。学部生相手に講義の日。1時間半の授業、2コマ連続で、結構エネルギーがいります。
私が学生時代に受けた講義は、先生が毎年同じ講義ノートを読みあげるものがほとんど。従って講義ノートの印刷物が出回っていました。その後、米国の大学に行ってみてはじめて、日本の大学での講義方法の工夫のなさを痛感させられたものです。こういう講義だけはしたくない。そう思っています。
パワポで写真などを映しながら、教室中を歩き回って授業するのが私流。ときどき学生に質問しながら歩いています。学生の反応を見ながら話ていますから、全く同じ内容の講義をすることは難しいでしょうね。
以前、他の先生の講義風景を見てびっくり。後ろの方で駄弁っている学生がいるのにお構いなしに教壇で淡々としゃべり続けている先生。同じ教室の中に別の異種類の空間が併存しているようです。後に学生に聞くと、こういう先生が多いとか。何とも情けない・・・
さらに私の場合、講義の最後の15分で、その日の講義内容について簡単なレポートを書かせます。中にはまとめる力がなく四苦八苦している学生も。
講義を聞いていないと書けないので、寝てられません。明らかに聴いていないと思われるレポートでは出席点が半分になりますから。
これからも試行錯誤が続きます。
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- 2011年05月31日 [ ブログ ]
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復興プラン(私案)
今日、経済界の方々の前で提示した、東北復興プラン(私案)のメモです。
3つの広域的視点がポイントです。
1 東北州 (道州制の先行モデルに)
①被災三県のみならず、日本海側との戦略的連携の視点も中長期的に重要
東北六県で見てこそ戦略性が生まれる。
②地方分権型(自主性・裁量性)の予算措置(交付金の手法)
③国の出先機関の統合による人材活用
④当面の重点取り組み
ⅰ広域の視点でみて、関連企業の多い生産拠点を集中整備
ⅱ東北沿岸部一体で、漁港の「選択と集中」
2 復興特区 (ポイントは広域化)
① 医療介護ロボット・特区 (高齢化社会先取り型)
福島県の今後の産業の方向づけをする
・薬事法の審査・承認の抜本的短縮化
・医療現場での実証の場を提供
② 農業再生特区
これまでできなかった大規模化を進める機会ととらえる
・株式会社による農地購入を認める
・農地集約化のため農協以外にも農地譲渡の仲介を認める
3 スマート・コミュニティ(ゼロベースでの街づくりのコンセプトとして)
自然エネルギー+地域エネルギー・マネジメント・システム
・太陽光(メガソーラーの建設、地元関連企業の振興)
・風力(沿岸部、ウィンドファーム)
・バイオマス(残材利用の木質系バイオマス)
・地熱 (内陸部)
ただし、経済効率性一辺倒を避ける。コミュニティ(人間)重視で進めるべき。
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- 2011年06月06日 [ ブログ ]
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電力のスマート・ユース
愛知県の節電アクションプランが発表されました。副題をこうしてもらいました。
~「ピークカット」に重点を置いて、電力を賢く使う「スマート・ユース」で今夏を確実に乗り越える~
東京、東北が15%カットといっているのと違って、中部電力管内は電力需給はぎりぎりトントンです。そうしたときに、ピーク時のカットだけはやっておきましょうというものです。世の中、節電ムードは大事なのですが、必要以上に「臥薪嘗胆」になって、経済、景気の足を引っ張るのが心配です。特にこの地域の経済活動は日本を牽引して頑張ってもらわなければなりません。アクションプランに「やみくもに「節電(我慢)」するのではなく、」と入れてもらったのもそういう趣旨です。
もっと前向きのイメージで節電を、と以前にも言いました。そこで電力を賢く使う「スマート・ユース」という言葉を言いだしました。他にもっといい言葉があれば、ご教示を。
撲滅すべきは無駄使いです。例えば、駅のコンコースやコンビニの夜の照明。
これまでは当たり前だったことが本当に必要なことなのか立ち止まって考えるべきでしょう。無機質な蛍光灯の明かりではなく、間接照明の暗さを味わう感性も欲しいものです。
スマートユースもそこまで含めて考えたい。
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- 2011年06月21日 [ ブログ ]
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スポーツ基本法の成立
先週、スポーツ基本法が成立した。超党派のスポーツ議員連盟ができ、スポーツ基本法の制定を目指した動きがはじまるとともに、私自身そのアドバイザリーボードのメンバーの一人として参画させていただいたので、感慨をもって受け止めている。
これまであったスポーツ振興法が制定されたのが50年前。この間、スポーツを取り巻く環境は国内的にも国際的にも大きく変化した。これまでの国民の体育の世界だけでなく、プロスポーツも発展している。札幌、新潟、などに見られるように地域振興としての意義も見逃せない。パラリンピックなど障害者を対象とした視点も必要だ。そこでスポーツ施策も多面的視点が必要となる。国の責務をうたわれているが、単に文部科学省の領域を越えて総合的施策がこれから必要となる。やっとスタートに立った、いわば「スポーツ元年」だろうか。関係したものとして今後の具体化を注視したい。
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- 2011年09月18日 [ ブログ ]
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グレーター大阪とグレーター・ナゴヤ
今朝のテレビ出演で橋下大阪府知事が大阪市と一体となった「グレーター大阪」を提唱していた。「グレーター・ロンドン」を参考にしてとのこと。
共感しながらも、「やっと大阪も言い出したか」との思いで聞いていた。
実は名古屋地域では7年前から「グレーター・ナゴヤ」に取り組んでいる。当時、私は中部経済産業局長としてこの「グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ」を提唱し、そして経済界、愛知、岐阜、三重の各県、名古屋市に賛同いただいた。関係者のご努力で今日も続いているが、正直、当時の思いは薄れつつあるのは否めない。しかし世の中の流れはますますそういう取り組みを求めている。
7年前、グレーター・ナゴヤをスタートした時、当時の太田大阪府知事が「名古屋に先を越された」と悔しがられたのを覚えている。
先取りした取り組みをしてきた自負をもって再起動して欲しいものだ。
グレーター大阪は2000年からの「グレーターロンドン」を参考にしているとのこと。私がグレーター・ナゴヤを提唱したときは、94年からスタートした「グレーター・ワシントン」を参考にさせていただいた。ワシントンDC,メリーランド州、バージニア州にまたがる地域で、半官半民の組織を作って、世界的ハイテクの集積地をめざしている。
こうしたグレーター・ナゴヤの意義、思いなどは3年前に拙著「メガリージョンの攻防」で書かせていただいた。(何故カタカタのナゴヤかというと、海外をターゲットとしたブランド戦略として打ち出したブランド名だからです)
それぞれの地域実態に合った取り組みを参考ににしながら、大阪と名古屋が切磋琢磨して、熾烈なアジアの地域間競争に負けないでほしいものだ。それが日本を牽引する両地域の役割だろう。
なお、番組の中で、猪瀬東京都副知事はこうコメントされていた。「制度という形も大事だが、まず実態を作っていけば形の議論も追い込んでいける」
まさに我が意を得たり。
拙著にも書いたように、グレーター・ナゴヤはまさに広域連携・道州制の実態作り。実現までに時間のかかる道州制という制度論だけに終始しているうちに、アジアの競争に立ち遅れてしまうとの危機感からだ。
実態作りと制度論はまさに車の両輪だ。



