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ご当地バーガー

2008年9月18日

佐世保バーガーの人気に続けと、全国各地で「ご当地バーガー」が続々登場している。伊勢えび、ブラックバス、カキ、カニなど、地域で採れる食材を使った独創性豊かなハンバーガーの数々。単に地産地消だけでなく、これを町おこしの起爆剤にと勢い込む地域もある。もちろんこういう取組み、心意気は大事だ。しかし佐世保バーガーが成功した背景をきちっと押さえておく必要がある。
まず地元の人々が自慢する独特の文化がある。佐世保は米軍基地の街だ。そこでマクドナルドが日本に進出するはるか以前からハンバーガーが受け容れられていた。今でも酒を飲んだ後のシメにハンバーガーを食べるといった独特のライフスタイルまである。ハンバーガー店も深夜まで営業している。そしてそういう文化に市民が胸を張る。
またキーパーソンの存在が大きい。佐世保の行政に携わる一人の女性が走り回って23店舗のハンバーガーマップを作成した。市民もブランドを守ろうと認定委員会を立ち上げて、ハンバーガー店を審査、認定している。
地域ブランドを成功させる秘訣がそこにある。ハンバーガーという形だけ真似ても駄目だ。
歴史、文化の裏づけとキーパーソンの存在をチェックしてみよう。

*出所の記載がないものは新聞のコラムとして寄稿したもの