コラム
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- 2011年01月22日 [ ブログ ]
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『シンガポール躍進の秘密は何か』
同タイトルの新聞掲載のコラムをホームページhttp://m-hosokawa.com/の記事論文に掲載しました。
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- 2010年10月27日 [ ブログ ]
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六本木の農場レストラン
六本木の街のど真ん中にある「六本木農園」というレストランに行きました。食材の生産者の顔の見える「農場レストラン」。生産者と消費者を直結して、農業を応援しようとの心意気です。メニューには野菜などの食材の生産者の顔写真つき。
卵には感動!竹の炭を餌・水に活用して育てた鶏の卵です。アトピー性皮膚炎などのアレルギーにも効果ありだそうです。名前も「竹鶏(とけとり)物語」と、粋な名前です。
お店に前には食べた野菜を実験的に植えたミニ農園までありました。
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- 2010年08月12日 [ ブログ ]
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尾道のすごい女性
先日、尾道ですごい女性に出会いました。NPO法人 工房おのみち帆布の理事長の木織さんです。自治体有志の会のメンバーと一緒にお話をじっくりお伺いしました。
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帆布とは昔は帆船の帆に使っていた綿製品。この地域の資源を掘り起こして、バッグ、服飾小物などの商品開発。さらに東京などの美大生が1カ月尾道に滞在して、帆布を使ったアート作品を制作・展示する「尾道帆布展」を実現。木織さんのバイタリティーで尾道の商店街も巻き込んで次々と事業を展開。映画の舞台になったり、絵画の街として知られる「芸術文化の尾道」にふさわしい取り組みです。
これこそまさに地域ブランド。その成功のために必要なことは若者を巻き込むこと、そして木織さんのようなキーパーソンの存在です。
一見すると、どこにもいそうな小柄なおばさん(失礼しました!)。でもお話は情熱に溢れ、行動はエネルギッシュ。お話をお聞きしていると、自然に港町・尾道を応援したくなりました。
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- 2010年08月05日 [ ブログ ]
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円山動物園のいいお話
先日、広島での自治体有志の会に参加して、エクスカーションのバスの中でとってもいいお話を伺うことができました。すぐそばに札幌市役所の職員の方が座っていらっしゃいました。そこで前々から興味のあった円山動物園について「どうして成功したんですか?」とお聞きしましたんです。
夜、動物園を貸し切って北海道産のワインと食材でのイベントを企画したり、地元のライオンズクラブに頼んで、ライオンを寄付してもらったり、市民に動物の里親になってもらって「市民の動物」との意識運動をしたりなど、本当にアイデア、企画が素晴らしくて関心していました。その結果、一時49万人だった来園者は今では90万人だそうです。あの有名な旭山動物園のまねをしている他の動物園とは大違い。その秘訣に興味があったのです。
そこには動物園とは畑違いの部署から配属された職員の取り組みがあったのです。古びた施設と意欲を喪失した飼育係。それを目の当たりにしたところから意識改革が始まったのです。スタートは「栄光への階段」だそうです。飼育係が毎日通る、何の変哲もない園内の階段。そこに来園者からの意見箱に意見の中で褒めているものだけを張っていったんだそうです。毎日毎日褒めてくれるお客さんの声を見ているうちに、飼育係の態度が少しずつ変化していく。また市民を前にした、いろんなミニセミナーで、飼育係に自分の担当動物の話をしてもらう。自分の好きなことを熱く語っていると人は不思議とやる気が起きるもの。
そういう意識改革の基本をバスの中で学ばせてもらいました。
とっても有意義なバス旅行でした。